広告効果を左右する色彩の力

山口県のみなさんこんにちは!
すっかり6月になり、梅雨の季節がやってきましたね。
これから気温が上がり、蒸し暑い日々が続くかもしれませんが、体調管理に気をつけて過ごしてください。
さて、話は変わりますが質問です。好きな色は何色ですか?
…『青』『赤』『黄色『緑』…
『黄緑』『オレンジ』『ピンク』『水色』…
色々あるとは思いますが、広告を作成する上でも、色の好みは、“重要な要素”です。
その為、消費者がどんな色を好むかは、広告業界のみならず、
いろいろな機関によって多数の実験が行われています。
その一つに、こんな調査結果があります。
≪消費者が好む色ランキング≫(スターチ・リサーチ調べ)
※心理学者ダニエル・スターチの設立した調査機関
1位…青
2位…赤
3位…緑
4位…紫
5位…オレンジ
6位…黄色
青を一番好きな色として挙げた人が最も多く、わずかな差で赤、
そして緑、紫、オレンジ、黄色…と続きます。
しかしこれは全体的なランキングで、色の好みは年齢や性別でも変わってきます。
さらに細かく見ていくと…
2万1000のレポートによると、男性の順位は上記の順位を変わらないものの、
女性の場合は、5位が黄色で6位がオレンジ。
年齢別だと、子供の場合は
●乳児
1位…赤
2位…黄
3位…緑
4位…青
●1歳前後
1位…赤
2位…黄
3位…青
4位…緑
●5歳頃
1位…赤、緑、青(同列)
4位…黄
と、なります。
さらに、単に“好み”という部分だけではなく、
人間は身体的な変化から色を選ぶようにもなるそうです。
たとえば、子供は視力が未発達なため、明るい色や原色の方が判別しやすく、そちらを好んで選ぶようです。
また、高齢者は、加齢とともに水晶体が濁ったり、黄色くなり、
子供の目は青色光を10%しか吸収しないのに対して、
高齢者の目は85%吸収するようになるそうで、
そのため青を選ぶ人が多くなる傾向があります。
高齢になると、“まぶしすぎる光から目を守るようになるのではないか…”
という研究結果もあります。
だから、子供用の商品は明るい色で、おばあちゃんの服は落ち着いた色合いなんですね。
このように、好む色、好まざる色を選択して使用することで、
広告を見てほしいターゲットに的確にアプローチできます。
行動をおこさせたいターゲットの好みの色をリサーチするのも
広告を作成する上で欠かせない要素と思います。
カラーリングの重要性を活かしたデザインを作りたい……
そんな時は、是非ウィルプランにご相談ください!
