印刷についての豆知識①

山口県のみなさんこんにちは!
すっかり桜も散り、天気が不安定になる日が増えてきましたね。
季節の変わり目なので、お体を壊さないようにお気をつけください。
さて、前回はDICカラーのお話をしたので、今回はCMYKとRGBの話をしたいと思います。

RGBはレッド、グリーン、ブルーの3つの色を、光によって組み合わせて表現する方式で、
主にスマートフォンやPCなどの液晶モニターなどで用いられています。
一方、CMYKはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色を、
インクによって組み合わせて表現する方式で、主に印刷物で用いられます。

RGBをCMYKに変換しなければ、大抵の場合印刷には適しません。(※1)
ディスプレイ上で鮮やかに表示されますが、印刷では大幅に色味が変わることがあります。
そして、RGBはディスプレイ上での発光によって色を表現するため、
CMYKに変換しても、再現しきれない色や階調があります。
そのため、印刷物に使用するデータは、できるだけ最初からCMYKで作成し、
印刷用のカラープロファイルを適用して色の再現性を確保すると、失敗がありません!(※2)
(もっと言うと、本印刷前に色校正ができたら最高です!)
以上、RGBとCMYKの違いについてのお話でした。
印刷物を作成される、もしくは依頼される際に気をつけないといけない部分なので、
ぜひこれを機に覚えていただけると嬉しいです。
※1…ビビットカラーのインクを使い、よりRGBの色空間を再現したRGB印刷という方法もありますが、
一般的にはCMYKが印刷用の標準カラーモードとされています。
※2…写真や、スキャナーで取り込んだ画像などは、また取り扱いが違います。
印刷物の作成は、是非ウィルプランにお任せください!





